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【騙されるな!】日本の自転車レーンが自転車レーンじゃない問題

自転車レーン

最近、自転車ブームの影響もあってか、自転車レーンが至る所で見られるようになりましたね。

自転車乗りとしては、日本の車第一主義の道路が徐々に自転車を受け入れてくれるようになり、とても嬉しく思います。

しかし、国や自治体が言っている「自転車大事にしてるよー、自転車レーン作ってるよー」っという嬉しいお言葉。

実はそれ、8割くらい嘘ついてます。

市民の声を聴いてますアピールをしているだけなんじゃないの?

今日の議題

日本の自転車レーンが自転車レーンじゃない問題

ぜったい、自転車に興味のない人が担当してるでしょ…

自転車レーンとは?

自動車道路において自転車のみが通行できる通行帯。

車道とは白線や路面の着色などで視覚的に区分されている。

正式名称は「自転車専用通行帯」で、「道路交通法によって車道上の自転車通行部分と指定された専用通行帯」と定義される。

なお、縁石などで車道や歩道と完全に分けた自転車用の通行帯や独立して設けられる自転車専用道路は自転車レーンとは区別され、「自転車道」とよばれる。

環境や健康への関心の高まりや都心部の交通渋滞を解消するため、世界の大都市では、21世紀に入って、自転車を都市交通の重要な担い手として位置づけるところが激増し、ロンドン、パリ、ニューヨークなどで自転車レーンの整備が一気に進んでいる。

日本では、自動車中心の道路施策が続いているため、欧米の先進都市に比べると整備は遅れている。

 

「自転車レーン」『コトバンク』より

2017年02月08日 (土) 21:15 UTC

参照ページ:自転車レーン(じてんしゃれーん)とは - コトバンク

実は、この説明、引用しておいてアレなんですが、半分間違ってます

自転車レーンと言うのは、「自転車"専用"レーン」と「自転車"優先"レーン」に分かれているのです。

警察や国土交通省は「自転車レーンには1.0m以上の幅を設けるべき」としていますが、これに法的拘束力はなく、各道路管理者に判断を委ねているのが現状です。

 

自転車"専用"レーン

路面や標識に「自転車専用」と書いてある自転車レーンの事。

ここを、歩行者や車は通行することはできません。

自転車オンリーだと、法律で定められています。

自転車専用

逆に言えば「自転車専用」と書いていない道路は、自転車専用レーンではありません。

「自転車ナビマークだけがペイントされている」「白線で仕切られている」「カラーラインになっている」などは全く関係ありません。

言ってみれば、コレが「真の自転車レーン」

 

自転車"優先"レーン

「自転車専用」の文字のない自転車レーンの総称。

法律で定められている訳ではありません。

かと言って、コレを条例として定めている自治体も多い訳ではありません。

自転車優先

あくまでも「優先」であるだけなので、車が走ってもOK。

「偽の自転車レーン」ですね。

ただ、何も知らない車たちは勝手に避けて走ってくれるだけありがたいです。

 

ここまでの話はイイんです。

この際、法律がどうだとかは、気にしていません。

私が自転車レーンに求めているのは「車の干渉がない快適な走行」です。

私が起こっているのは次のお話になります。

 

ナビマークだけは、ふざけている

さっきから出てくる「ナビマーク」ってのは、コレの事。

ナビマーク

ただ単に道路端にナビマークが打たれているだけ…

これで「自転車レーン作ってます!自転車政策しっかりやってます!」とか言ってる行政に怒ってるんです!

自転車レーンは「自転車が安全に走れるように作る物」であって「対策してるアピール」をするものではないんですよ?

ナビマークだけじゃ、意味がありません。

この上を堂々と車が走って、何が自転車レーンですか…

自転車専用にはできないにしろ、白線で仕切りさえすれば、車はわざわざ走ろうとしませんから。

それくらいはやってほしいモノです。

 

とは言っても、行政にはお金が無い

自転車専用レーンは、新開発を行った区間に多く見られます。

道幅の多い場所では、白線で仕切るぐらいの対策はできるはずです。

でも、日本には、道幅の狭い主要道路だってあります。

第一通行帯(一番左の車線)の幅を側溝を含めて計算しているトコロだってあるくらいです。

その、ただでさえ狭い第一通行帯に自転車レーンを設けようものなら、今度は車が通れなくなります。

っとすると、残された手段は「道路幅の拡張」ですね。

これには、物理的なスペースもいりますし街路樹や電柱など、全てをずらさなくてはなりません。

そんなお金あるか…

金欠

あったら苦労しませんよね。

そんな数十センチ数メートルずらす暇があったら福祉やら保育やらに回すのが普通ですし、一般の人のメリットもそちらの方がデカい。

それなら、ナビマークをポンとスタンプして、「自転車の事しっかり考えてますよオーラ」を出せば、自転車乗りからのクレームも来ず、一般の人のメリットになるような事業にお金を回せて、批判無し&コストカット!って思うのが自然な流れです。

 

ナビマークのスタンプが自転車対策の「免罪符」のようにポンポン押されてる事に気づけている人が、どの程度いるのでしょうか…

 

逆に危険になるのでは?

「自転車は車両!自転車は車道!」と自転車を歩道から追い出す今の日本が、頭おかしいんじゃないかと思いますが、その辺の話は、別で語るとします。

  • その件に関しては、近日執筆!投稿次第リンクします。

 

ザックリ言ってしまえば「狭い車道にナビマークをスタンプして自転車を走らせている」という事になります。

ナビマークがあることによって、今まで歩道を走っていたママチャリが車道に出てこようとします。

自転車は車両だから、コレでOK?

歩行者と変わらないスピードで走るじっちゃんばっちゃんが車道走って、法律順守で万々歳?

重さ約1トンの鉄の塊が、生身の人間の数十センチ横を、速度差40km/hで後ろからすり抜けるんですよ?

よく考えなくても、危険ですよね。

例え、車が余裕を持って追い越したくても、道が狭けりゃその余裕がない。

 

そんな危険を生み出すのは何か?

ナビマークのスタンプにほかなりません。

 

やっぱり、ナビマークだけは、ふざけてます。

 

解決策

ナビマーク単体での運用を廃止→白線での区分けを

これでしょう。

どう考えても、狭い道にナビマーク単体のスタンプは「自転車の事しっかり考えてますよアピール」にしか思えない訳です。

そんな見掛け倒しは、意味がありません。

ナビマークがあることによって、車が何らかの配慮をしてくれるなら別ですが、そんな配慮受けたことも聞いたこともありません。

車にとって大事なのはマークではなくラインです。

カラーを塗ってもイイですが、費用を抑える面でもラインが有効です。

白線があれば、自転車専用だろうが優先だろうが、わざわざ加害者になる危険を冒して、はみ出して来はしないのです。

 

狭い道はどうするかって?

一番いいのは道幅の拡張ですが、それができない場合は、一緒です。

ラインを引けばいいのです。

側溝ギリギリでもイイのでライン(車道外側線)を引けばいいのです。

車は、白線があることで感覚的に道路が狭くなったように感じ、自然と速度が落ち、白線の内側を走ろうと側溝ギリギリまで寄ってきません。

自転車も、白線があることにより、感覚的に左端を走ろうとします。

これで、自転車と車との距離を名一杯まであけ、なおかつ速度差も軽減させることができます。

気持ちの問題かもしれませんが、車も自転車も運転するのは人間です。

人間である以上「気持ちの問題」はとても重要な事なのです。

 

ネタにされてしまった賛美すべき例

2015年6月頃にTwitterを中心に拡散された世田谷区の自転車レーンをご存知でしょうか?

狭すぎる自転車レーンとして、一時期注目を浴びたのがコチラです。

狭すぎる自転車レーン

出典:路肩走行は間違い? 自転車は道路のどこを走るべきか(2/2) | 乗りものニュース

東京都世田谷区は、白線と側溝の間を「路肩(コレまた法律で定められていないあいまいな表現ですね)」と解釈し、そこに色を入て自転車レーンとしたようです。

一見、ネタなんじゃないかと思えるくらいおかしく思いますが、ナビマークなんてやるよりもこっちの方がよっぽど理にかなってます。

「自転車への配慮」と「道路拡張できない道路・金銭事情」を同時に解決しているのではないかと思います。

 

あとがき

アメリカのトランプ大統領は「アメリカとメキシコの間に壁を作れ!」と言っているそうなので、私も便乗して「自転車と車の間に壁を作れ!」とでも言ってみましょうか。

 

現在、脇道などを除き、歩道と車道には段差や街路樹などの「壁」があります。

その「壁」を自転車と車の間にも作ってもいいんじゃないでしょうか?

速度差があるならば、両者を断絶するべきです。

狭い日本故に、理想論なのかもしれませんが…

因みに、自転車大国オランダでは、自転車レーンと車道の間に「壁」が設けられているトコロが本当にあります。

自転車と車の間には壁がある

もちろん、日本の様なラインで仕切られた自転車レーンもありますが、オランダのレーン幅は1.5m以上あります。

次元が違いますね。

オランダでは、老若男女問わず自転車をものすごいスピードで走らせます。

車との速度差が少ないからこそ、白線越しだけでも大丈夫なんです。

私の極論を言えば(特に自転車の速度が遅い日本では尚更)「壁」を作った方が、車・自転車・歩行者の三者がゼッタイに一緒に幸せになれるはずなのです。

 

ぜひ、国や自治体には「意味のある自転車レーン」を作ってもしいものです。



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